農業集落排水事業
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施策の概要
維持管理

農業集落排水施設に所定の機能を発揮させていくためには、適正な維持管理が必須条件となりますが、この維持管理には、水質管理などの専門的な知識や技術が要求されます。
現在、本施設の維持管理は原則として地方公共団体において管理条例等を制定して行われますが、住民の自主管理を通じて住民の本施設への愛着と施設の適切な使用についての自覚を促す意味からも専門的な技術を要する業務を除いた見回り、スクリーンの清掃等の日常的な業務については、受益者で組織する維持管理組合等に、その一部または全部を委託する方がよいでしょう。

保守点検 日常管理
(受益者等)
安全管理(臭気の発生、マンホールの蓋の密閉などの確認)
スクリーンにたまった、し渣(ゴミ等)の除去
動力制御盤のメーター異常と警報ランプの点灯等汚水
処理施設の異常の有無の確認
汚水処理施設敷地内の清掃
     
巡回管理
(専門業者等)
汚水処理施設全体の保守点検及びこれに伴う修理
点検結果に基づいた運転手法の調整
汚泥引き抜き時期の予測
         
清掃
(清掃業者等)
汚泥、スカム等の引き抜き処理、及び引き抜き後の槽内の調整
これ等の作業に伴う単位装置及び付属機器の洗浄等

また、このほか必要に応じて管路の見回りなどを行うことが大切です。


維持管理体制と浄化槽法との関係